西向日の『ふうせんかずら』さんと、
大山崎の『三笑亭』さん、『小山農園』さん。
『まいぷれ乙訓』さんのコラボイベント。
『夏野菜 天麩羅御膳』企画に参戦してきました。
19日当日。
朝からすごい土砂降り。京都市内に大雨警報が出るという。
マジかマジか、と思いながらも、昼過ぎまで様子をうかがい、天に祈る。
どうにかこうにか、出歩ける程度の雨降りなので、傘を差し、会場へ。
阪急西向日駅から徒歩。
流されなくて済んでよかった(笑)。
雨降りのため、小山農園さんの野菜販売はふうせんかずらさんの1階にて。
まずは小山さんにご挨拶ののち(無人販売所に行けたことがなかったので、お会いできて光栄でした)、ホワイトコーン、キュウリ、ナス、をゲット。
さて、いざ、2階へ。
ちょうどランチタイムの波が引いた後のようで、ゆっくりできそうな予感。
この日の御膳の内容は、次の通り。
「本日のおばんざい」
・焼き茄子の浸し
・胡瓜の醤油酢漬け
・トウモロコシのブラマンジェ
・トマトのアチャール
・焼きズッキーニ
・オクラの胡麻和え
・色彩ミニトマト
・おからのサラダ
「天麩羅」
・なす
・玉ねぎ
・プチトマト
・じゃがいも
・万願寺青唐辛子
・トウモロコシ
・オクラ
ご飯(お代わり自由)、みそ汁。
これで1,600円。見事な内容である。
小山農園さんのお野菜をどんとメインに据え、まさに野菜を味わおうじゃないか、という素敵なメニュー。
さぁ、きました来ました。
まずはおばんざいのセットと、白ご飯とお味噌汁。
もう、これだけでも十分な定食ですよ。
たぶん、メニューに載ってなかったけど、当日の特別で、ゴーヤの酢の物が追加されていたかな、と。
最初にお味噌汁を一口。お揚げがするっと入ってくる。優しい味の味噌汁。いつもうまい。
そしておばんざい。
最初に一口食べて驚いたのは、トウモロコシのブラマンジェ。
食感の滑らかさ。なにこれ? って思って慌ててメニューを確認。ほんのり口に広がるトウモロコシの甘味。あとで下村さんに教えてもらったのだけれども、手間がかかってるのだそうな。
(トウモロコシを牛乳でゆっくりゆっくり炊いて、牛乳にトウモロコシの香りとかをうつしてから、裏ごしして、という風に作ってあるのだとか。)
この後は、どれを口に入れてもご飯が進んでしまう。
焼ズッキーニは、厚めに切ってあるので、焼いて火が通っているけれども、しっかり食感。
焼きナスの浸しは言うまでもなく、おいしい。染みている(関西弁でいうところの「しゅんでる」)優しい味。
オクラの胡麻和え、色彩ミニトマト。素朴にうまい。
そして、アチャール。おぉ、美味い。つい、漬けてあるたれも飲んでしまった。
おからのサラダはいつも通りの安定の味。
ゴーヤの酢の物。ふむふむ、こうして食べると、苦みもそんなに気にならないか。薄く切って、軽く塩もみをしてあるのだろうか。暑い日の酢の物は美味しいに決まっている。
そして、天ぷらだ。
揚げたて、サクサクの衣が待っている。
この天麩羅を天つゆに浸して食べるなんてこんな贅沢があろうか。
わがままな悩みだ。サクサクの衣を楽しみたい。でも、天つゆのうまさも味わいたい。
あぁ……。貪欲な我を許したまえ。
そんな悩みを抱えているとはつゆしらずの天麩羅たちが、早く食べてくれとせかしてくる。
ズッキーニ。焼いてあるのとは違う、衣に包まれたホクっとした食感。
プチトマト。熱を入れたほうがトマトは美味しいとは聞くが、天ぷらでも美味いとは、なんと憎い。それも、プチトマトだから一口で味わえるうまさがここにある。
万願寺。肉厚の万願寺は、天ぷらにしても美味いのか。天つゆに浸しても、そのまま食べても、どちらでも美味い。万願寺、恐るべし。
オクラ。天麩羅にすると、粘り気よりもサクッと感が強まる。火を入れたオクラのうまさよ。
茄子。玉ねぎ。あぁ、安心のおいしさだ。天つゆがよく合う野菜。ありがたい、おいしい。
じゃがいも。ほォ、じゃがいも。フライドポテトとはまた一味違った食感。ほくほくしていて、これまたうまい。
これだけ野菜を堪能できるのは何ともありがたい。
ご飯がお代わり自由ということで、調子に乗ってたくさんいただいてしまいました。
さすがに、おなか一杯(これでまだ入るといったら、ギャル曽根か! って言われるに違いない)です。
お野菜を作ってくださった小山農園さん。
天ぷらを揚げてくださった三笑亭さん。
コラボ企画の核となってくださったふうせんかずらさん。
なにより、まいぷれ乙訓さん。
皆さんに感謝です。ごちそうさまでした。
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